●毎日250件!飛び込み営業で学んだこと。
FLOW Personal代表の清水です。
私はパーソナルトレーナーとしてRIZAPに勤めた後に、独立したのですが
その前は飛び込み営業をしていました。
理由は、「メンタルを磨きたいから。」という理由で選びました。
プロボクサーを引退し、貯金も学歴もビジネススキルもない私は一生懸命考えました。
「どうすれば、社会で勝負していけるか?」
引退しても、基本的な思考はボクサーの頃と変わりありませんでした。笑
殴り合うわけではないのに、「どうしたら勝てるか?」ばかり考え(笑)、
自分には何があるのか、書き出しました。
そうすると、どう考えても、メンタルトレーニングをしてきたということしか
私にはありませんでした。
「いや~どうしたものか」と、悩んだものです。
そこで、ない知恵を絞って出たのが、
「辛くて、普通の人がやりたがらない仕事をしよう!そうすれば、抜きんでることが出来るかもしれない!!」
といいうことで営業職、しかも飛び込み営業職を選びました。
それから、私の飛び込みライフが始まります。笑
人一倍不器用で、物覚えが悪いことも、センスがないことも自覚ある私は
毎日最低250件以上の訪問を自分の課題に課しました。
そして、結果的に営業職を通して、痛みも伴いながら
今の自分の軸ともなるものを体感しながら学びました。
心は、伝わる。
まさに、このことを感じなかった日はありませんでした。
「心は、伝わる」ということです。
というのも、今の自分の気持ちはどれだけ見繕っても、
どこか相手に見透かされてしまうということです。
そして、伝わってしまうということ。
ほんの少しでも自分の気持ちに陰りがあると、圧倒的にお客様との商談は成立しづらくなることを感じました。
お客様に会う前に、結果は決まっているといっても過言ではないほど、自分の気持ちが大切なことを痛感する日々
でした。
相手を楽しませる話術やクロージングスキルも語れるほどのものは身に付きませんでしたが、
心が伝わることだけは一晩中語れます。笑
気持ちが落ち込み、沈んでいる時は、話を聞いてもらえないどころか、
インターホンで断られる割合が倍になります。
「心は、伝わる」というか、
““ 伝わってしまう ””ということが
日々の体感でハッキリとわかりました。
いいところまで話が進んだのに結果が出ない、、、。
もう夕方なのに、このペースだとノルマを達成できなさそう、、、。
過去にことを考えると後悔にさいなまれ、
未来を考えると不安で押しつぶされそうになる。
思い出しても息苦しさがよみがえってきます。
そんな自分への特効薬を私は見つけました。
それは、““ 動き続ける ””ことです。
ものすごく原始的で申し訳ありませんが(笑)
かなり効果的なのでおススメです!!
要するに、脳に暇な時間を与えるから
過去のことや未来のことが気になり始めるのです。
脳に過去や未来のことを考える余裕を与えないほど、
今、この瞬間に一生懸命やると決めます。
今できることは山ほどあります。
準備出来ることは、いつもあります。
お客様にお会いする前の自分史上最高の笑顔、イキイキした姿勢、時間を頂いていることは命を頂くという認識、
数十秒の間でも本気であれば準備出来ることは尽きません。
過去の後悔、未来の不安を感じると、
「脳はまだ暇なんだ!」
というサインとして捉えていました。
そうして考える暇を与えないほど準備を続けることで、
気付くと落ち込んでいた気持ちも前向きになることは
数えきれないほどありました。
私の仕事に対する取り組む姿勢の基礎は
こうして営業時代に培われました。
皆さんも仕事の基礎を培った時期というのがあると思いますが、
ウェイトトレーニングのように、いやウェイトトレーニング以上に
きついですよね(^▽^;)