【 コレステロール値を下げる効果もある!?食物繊維の役割について。】
こんにちは!
横浜駅徒歩5分女性向けパーソナルトレーニングジム「FLOW Personal」
トレーナーの鎌田りゅうです。
本日は食物繊維についてお話していきます!!
まず、食物繊維は、
『人の消化酵素で分解されない食物中の総体』と定義されています。
また、食物繊維の多くは、単糖がたくさん結合した多糖類の仲間ですが、
消化されない為、エネルギー源にはなりません。
食物繊維といっても、
2種類あることをご存知でしょうか?
○不溶性食物繊維
○水溶性食物繊維
この2つに分類されます。
では、それぞれどんな特徴があるのかお話ししていきます!
○不溶性食物繊維
↓
水分を吸収して便の容積を増やします。
便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。
また、有害物質を吸着させて、便と一緒にカラダの外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。
・主な食材
野菜、豆類、きのこ、穀物
○水溶性食物繊維
↓
水分保持能力が強く、ドロドロと粘りのある状態にします。
小腸での栄養素の吸収の速度を穏やかにし、
食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
また、コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。
さらに、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。
・主な食材
芋類、きのこ、海藻、果物
どちらの食物繊維もカラダを改善してくれるとても大切な栄養素です。
僕自身、お食事指導をする際、
皆さんに「彩り豊かなお野菜を食べる」ようにお話します。
腸内に溜まった毒素の排出、
そして腸自体の免疫を高める為です!
腸の免疫が高まると体調も整い
代謝も上がり
美容にとっても効果が期待できます!!
いいことだらけ!
食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、
・糖尿病
・脂質異常症
・高血圧
・動脈硬化
など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。
また、どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、
ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。
そして、腸内環境が悪い方は…
痩せていても顔が老けて見えたり、
指先がシワシワだったりします。
また、食物繊維不足がずっと続いてしまうと
大腸ガンになる確率も高まります。
過度な低糖質や、たんぱく質を気にするがあまり食物繊維の量が少なくなる。
という方もいらっしゃるので、注意しましょう!
最後に、食物繊維が豊富なサラダの一例!
○食材
ごぼう、エリンギ、レタス、ブロッコロー、さつまいも、人参、トマト、キャベツ
○ポイント
ごぼう、エリンギ、ブロッコリー、さつまいもは蒸すのをオススメします!
また、味付けはオリーブオイル、塩胡椒で味付け!
ぜひお試しください(^^)