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負ける覚悟

●負ける覚悟

 

FLOW Personal代表の清水です。

 

 

「覚悟をしてやります。負けるということもある覚悟をしています。」

先日のボクサー井上尚弥選手の世界チャンピオン挑戦の前の

インタビューでそんなことを言っていました。

 

 

「負けるということもある覚悟」をすることで

心は開放的になり、揺らがず、とらわれずのフローな状態

やってきやすくなります。

 

「勝つ」ということだけに集中すると、緊張し、呼吸は浅くなり、

身体は硬直し、パフォーマンスは落ちます。

「負けるということもある」というのと

「負けても良い」は天と地ほどの違いがあります。

 

試合後に、「めちゃめちゃ硬かった!」と井上選手が話していましたが、

海外でも生中継され世界中に注目される一戦、

 

それだけ重要な試合と意味づけしている中で

「負けるということもある覚悟」をすることで

自分のパフォーマンスを最大化する言葉、思考を選んでいたのです。

 

結果にこだわればこだわるほど、

うまくいかないこともあると覚悟し、

自分のパフォーマンスにエネルギーを注ぐこと、

言葉、表情、態度、思考を自分の心のために使うこと、

アスリートは教えてくれます。

 

 

追伸

僕が18歳のアマチュアボクサーとして全国大会に出た時、

井上尚弥選手は高校2年生、ジュニアとしては特例で同じ全国大会で

闘うシーンをリングサイドで僕は見ていました。

高校2年生であの強さを見た僕は、どこか、挫折感を味わっていました、、、。