2019年1月31日
●負ける覚悟
FLOW Personal代表の清水です。
「覚悟をしてやります。負けるということもある覚悟をしています。」
先日のボクサー井上尚弥選手の世界チャンピオン挑戦の前の
インタビューでそんなことを言っていました。
「負けるということもある覚悟」をすることで
心は開放的になり、揺らがず、とらわれずのフローな状態が
やってきやすくなります。
「勝つ」ということだけに集中すると、緊張し、呼吸は浅くなり、
身体は硬直し、パフォーマンスは落ちます。
「負けるということもある」というのと
「負けても良い」は天と地ほどの違いがあります。
試合後に、「めちゃめちゃ硬かった!」と井上選手が話していましたが、
海外でも生中継され世界中に注目される一戦、
それだけ重要な試合と意味づけしている中で
「負けるということもある覚悟」をすることで
自分のパフォーマンスを最大化する言葉、思考を選んでいたのです。
結果にこだわればこだわるほど、
うまくいかないこともあると覚悟し、
自分のパフォーマンスにエネルギーを注ぐこと、
言葉、表情、態度、思考を自分の心のために使うこと、
アスリートは教えてくれます。
追伸
僕が18歳のアマチュアボクサーとして全国大会に出た時、
井上尚弥選手は高校2年生、ジュニアとしては特例で同じ全国大会で
闘うシーンをリングサイドで僕は見ていました。
高校2年生であの強さを見た僕は、どこか、挫折感を味わっていました、、、。